むかしむかし

薩摩伝承かめ仕込み むかしむかし
鹿児島県の東部、シラス台地が広がる有明町は、明治時代からの長年にわたる開拓により豊かな耕地へと生まれ変わり、特産品のお茶やメロン、イチゴ等を中心に農業がとても盛んな町です。
町の中心を流れる菱田川のすぐ近くに、昔ながらの焼酎造りを守り続けている小さな蔵。丸西酒造合資会社があります。創業89年の歴史ある老舗で、開拓に汗水流した先人たちもダレヤメ?に飲んでいたと言われるほど、古くから地元で愛されている蔵元です。
当蔵では、昔ながらのかめ仕込みを行っていますが、使われるかめ壷も創業当時のものを大切に使っており、伝統の味を受け継いでいます。また、不純物を取り除くため、蒸留を早い段階で切り上げ、残りのもろみを翌日の蒸留に回すという独特の蒸留方法を用いており、アルコール45%と通常よりも度数の高い原酒で熟成させるなど、独自の製造方法で口あたりのよい焼酎を造っています。

以前20年古酒ブレンド芋焼酎として発売し、そのクオリティの高さに多くの焼酎ファンが驚かれ一躍脚光を浴びました。
その後20年古酒原酒が蔵から売り切れ、「20年古酒ブレンドむかしむかし」も終売になりましたが、多くのファンの再販を待ち望む声に答えて「薩摩伝承かめ仕込みむかしむかし」としてリニューアル発売に至りました。
すぐには発売せず長年の年月をかけたのは前回のむかしむかしにも勝るとも劣らないほどのいいものを造りたいとの丸西酒造の一貫した品質へのこだわりがあったからです。
約3年間熟成させ納得のいくあがりをみせた古酒と、その年に仕込んだいくつもの甕の中で一番できの良かった甕を厳選し、他の甕の焼酎は一切ブレンドせずに本当にできの良い芋焼酎だけをブレンドして造られています。「昔も今も良いものは変わらない」そんな言葉が当てはまる伝承のかめ仕込みです。
月間に700本しか製造されない少量限定品で、流通が乱れないように全て品番で管理されています。ちなみに私の買ったのは五百参拾参番でした。
口に含んだ瞬間に「始めて芋焼酎を呑んだときの記憶」が甦ってきたような感じを受けました。まるで舌にまとわりつくような滑らかな舌触りと、ふかし芋のような香りが鼻をくすぐります。
やわらかく奥深いそれは見事な出来栄えの芋焼酎です。

銘柄:むかしむかし
かな:むかしむかし
原料:さつまいも・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:3年古酒ブレンド
容量:1,800ml
価格:2,500円
蔵元:丸西酒造合資会社
郵便番号:899-7503
住所:鹿児島県志布志市有明町蓬原1397番地1
電話番号:099-475-0111
FAX番号:099-475-0121

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