京屋時代蔵かんろ 720

厳選した寿芋を黒麹で仕込みました。素材が持つ本来の旨味を十二分に引き出し、飲む人の心を魅了する重厚感のあるコクと香りを追求。お湯割り・オンザロックがお勧めです。
農薬を使用せず有機肥料を用いて栽培致しました宮崎紅寿芋を一部、原料に使用しております。 (蔵元HPより)

創業天保五年(1834年)。原料にこだわった、大甕仕込みによる高品質の焼酎を少量ずつ手造りで仕込んでいる歴史ある蔵。
手間を惜しまない造りへのこだわりの姿勢が、多彩で風味豊かな焼酎を造り出す。
厳選した寿甘藷を黒麹で仕込むことにより、素材が持つ本来の旨みを十二分に引き出し、飲む人の心を魅了する重厚感のある伝統的な風格を持つ本物の味を追求しました。(瓶裏ラベルより)

この「京屋時代蔵かんろ 720」は宮崎紅と呼ばれ食用の高級芋としてブランド化されている紅寿(べにことぶき)芋を使っています。(紅芋とは食用として青果店に並ぶ外が赤で中が黄色の細長い芋です。)
その芋を無農薬で自社栽培し、さらに米麹に使う米もアイガモ農法米(アイガモを田に放ち、アイガモによって雑草を駆除。また、その糞をも肥料にする。)を使用しているそうです。
こうして徹底的に安心出きる良素材を用い、天保五年の創業以来「かめ」による仕込みを継承している蔵が「かめ」の持つ特性をいかし、外部より強制的に熱を加えず自然な醗酵ができるようにと、
「かめ」一つで約800リットルという現代では非常に少量の仕込み方法をとっているのだそうです。その為、味わい豊かでまろやかに熟成された焼酎ができあがるのだと思います。
美味い焼酎造りには、伝統・伝承を重んじながらも新しい味に挑戦していく勇気と情熱が大切であるとの思いで、蔵元の皆さんは日々努力されていらっしゃるのでしょうね。

そうやって出来上がった焼酎は、安心の良素材を使い芋のポテンシャルを素直を引き出しているからか、とっても重くて濃醇な風味を持っているように感じます。
第一印象はそんなに甘くはありませんが、口で転がせば転がすほどどんどんと芋の甘さが出てくる印象があります。しっかりとしたボディーで重厚感のある黒麹仕込みの本格派の焼酎です。味わい深く飲みごたえがある旨い焼酎だと言えます。 

自然環境に配慮し、農薬を使わず有機肥料のみで自社栽培された「寿甘藷」を黒麹で仕込んだ「時代蔵かんろ」。「良素材が良酒に結びつく」と言われますが、芋焼酎にもそれがあることをこの焼酎が教えてくれたような気がします。

銘柄:京屋時代蔵かんろ 720
かな:きょうやじだいぐらかんろ720
原料:甘藷(宮崎紅寿芋)・米麹(国産うるち米)
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:甕
貯蔵年数:1年未満
容量:720ml
価格:1,735円
蔵元:京屋酒造有限会社 
郵便番号:887-0001
住所:宮崎県日南市油津2-3-2
電話番号:0987-22-2002
FAX番号:0987-23-2314

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