晴耕雨讀

世の流れなんかには、左右されない・・・・・

南薩摩の土壌でしか出来ない芋のうまみと、
厳選された上質の天然水。
造る人達の「情熱と思い」の三つが重なって
晴耕雨讀は誕生しました。

決して万人受けするような焼酎ではありません。
でも、真に焼酎を愛する人。
虚飾と流行にとらわれないあなた。
粛々と実力を貯えていく人々に理解されて、
永くおつきあいいただきたいと願っております。

鹿児島県揖宿郡頴娃町別府4910番地
「晴耕雨讀」はここだけで造られたもののみです。
いつまでも「薩摩の薩摩」を追求します。

和三十年代 船乗りの父が
何ヶ月もの長い航海から帰った夜は
まるで盆と正月が来たようだった。
 
風呂からあがった父はまず最初にお湯割にした。
焼酎の杯を自分の眼の上に差し上げ、
少し頭を垂れ眼を閉じて労働の神に感謝し一杯飲み干した。
「うまい」という一言と満面の恵比寿顔。
それから母の料理に箸をつけた。
 
今思えば遥かに貧しかったであろう生活の風景も
妙に母の笑顔しか記憶がない。
時代は単純で、今から豊かになるという未来
父は家族を支えているという誇りと威厳。
父への感謝がちゃぶ台を囲み
だんらんの笑顔と足るを知る生活があった。
 
感謝・・・晴耕雨讀

地元発着の声に誘われ
近所中の餞別をもらって出かけた初めての海外旅行。
海も空も原色の青い常夏の国。
湾に沈む夕陽が名物だった。

観光の短い時間の中でその男は
小さな額縁をその古戦場の城壁の壁にかけた。
そして、持ってきた故郷の菓子と焼酎の小瓶を捧げ、
そのまえにひざまづき、手には数珠をかけ正座した。

昨晩 相部屋の私にバッグから恥ずかしげに焼酎を出し、
「私にはこれがないと駄目」と、笑った男。
私はその遠景を見つめた。
額の中には先の戦で、この地で死んだ兄の遺影があった。

男はまず 兄に杯を捧げ、自分の杯を正座した目前に上げて
頭を垂れ一礼した。
遠くからみても、こみ上げる嗚咽で、 体が震えているのがわかった。
男は短い時間のひとコマを済ませバスへ帰ってきた。

その夜 相部屋の私とその残った焼酎を飲んで明かした。
無言の中に遠く、故郷を離れて異国で戦った人々の無念を思った。
「良いことをしましたね!」そんな言葉しか見当たらない。
男はうなずき、笑顔を見せて最後の一杯を飲み干した。
昭和五十ニ年の春三月 窓から月の光が差し込む夜であった。
 
               佐多宗二商店HPより

南薩摩産の芋だけを使用した飲みやすい芋焼酎です。
これは米焼酎を少し加えてなめらかにしてあるからだそうです。
柔らかな口当たりと呑みやすさで人気の芋焼酎です。
これから芋焼酎を呑んでみようという人の入門酒として最適でしょう。
また、芋が苦手な人もこの飲みやすい味はきっと癖になると思います。
しかし、逆に芋らしさを求める方にはやや物足りないかもしれません。
この焼酎はやはり冬でもお湯割ではなくロックで呑むのがお勧めのような気がします。

晴耕雨読とは、晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨の日には家に居て読書をすること。
すなわち悠々自適の境遇を指しています。
今年も公私ともに多忙な日々が待っている一年となりそうな年明けです。
しかし、いつかは晴耕雨読の日々が訪れてくれることを夢見て今年の最初の焼酎としました。

ラベルにある漢詩のような言葉はは蔵元のオリジナルだそうでう。
人生中年過 載仕事重責 一時忘浮世 人生最高楽 非栄達贅沢 醤煎豆罵倒 歴天下英雄 呑晴耕雨讀
人生なかばを過ぎ 戴く仕事の重責 益々重く 一時のゆとりを求めたし 人生最高の楽しみは 
贅沢栄達にあらず 煎り豆を醤り 歴史の英雄豪傑を罵倒する 酒と楽しむ読書にこそあり
酒と読書を楽しむ、いいですねぇ〜。憧れます。

銘柄:晴耕雨讀
かな:せいこううどく
原料:さつまいも(南薩産黄金千貫)・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:1800ml
価格:2,640円 
蔵元:有限会社 佐多宗二商店
郵便番号:891-0704
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府4910番地
電話番号:0993-38-1121
FAX番号:0993-38-0098

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