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二階堂 やつがい

原料に麦と麦麹を使い、麦100%の麦焼酎を「大分むぎ焼酎」として昭和48(1973)年に全国に先駆けて生産発売し、麦焼酎の元祖としての地位を確立、そして焼酎ブームの火付け役となったのが二階堂焼酎です。その二階堂をじっくりと熟成させ、豊醇な香りとまろやかな舌触りを高めた焼酎が「二階堂 やつがい」です。このやつがいとは奥豊後地方の方言で八つの刻(現在の3時)に買いに行っていたので「八つ買い」といわれ、一日に三度の食事をとるようになってから後に晩酌に呑む酒を言うようになったそうです。
このやつがいは大分でもなかなか手に入らない超レアな焼酎だそうですが、たまたま近くのスーパーの酒コーナーの陳列棚に鎮座しておりましたので即購入しました。
夏の暑い時期には二階堂のような上品でスッキリとした味わいの焼酎が呑みやすいような気がします。

銘柄:二階堂 やつがい
かな:にかいどう やつがい
原料:麦・麦麹
使用麹:白麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:
熟成期間:
容量:720ml
価格:2,175円
蔵元:二階堂酒造有限会社
郵便番号:879-1506
住所:大分県速見郡日出町2849番地 工場 大分県速見郡日出町川崎837番地13
電話番号:0977-72-2324
FAX番号:

【0271】

大師

姫囃子は四国唯一の焼酎専業蔵元です。土佐境の草深き山里の城川町で昭和16(1941)年に株式会社姫囃子として創業した従業員6名の小さな蔵です。ただ、地元城川でおよそ200年前頃より「大師」という名の粕取り焼酎を造りはじめ、今日に至っています。姫囃子という蔵名の由来は、遙か1000年前まで遡り、寿永元(1182)年に奸臣の讒言から祟徳上皇の逆鱗にふれて島流しとなって伊予に渡り、うおなしの田穂の里に住みついた肥後守親房が、寿永三(1184)年に屋島の合戦に敗れてこの地に逃げのびてきた平公盛が同じ逆境であることに悲哀し、涙を流し手厚く慰めたそうです。その際、親房の娘「布由姫」が一族の姫たちを集め、秋の満月のもとで、笛を鳴らし、鼓を打ち、すすきをかざして踊った舞が「ひめばやし」と言われており、そこから取った名前です。
姫囃子では、米・栗・麦を主原料として独自の特殊加工によって焼酎特有の不愉快な成分を除去し、原料の特徴を生かした風味とさわやかな甘さが自慢の焼酎を造っています。
 その姫囃子で200年前より造り続けられている由緒ある名前を持つ焼酎が「粕取焼酎 大師」です。厳選された大吟醸の清酒粕を100%使用し、豊富で良質の美しい水で醸造し、それを10年間熟成貯蔵することで馥郁とした甘い香りに仕上げられています。
四国遍路のお土産にもうってつけのネーミングを持つ焼酎です。オンザロックで杯をかたむけながら、はるか昔のお大師さまを偲ぶのもおつなものかと思います。

銘柄:大師
かな:たいし
原料:清酒粕・米
使用麹:
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
熟成期間:10年
容量:720ml
価格:1,430円
蔵元:株式会社姫囃子
郵便番号:797-1716
住所:愛媛県西予市城川町魚成4598番地
電話番号:0894-82-0008
FAX番号:0894-82-0267

【0270】

三年寝太蔵

くろちゅう 三年寝太蔵 奄美黒糖焼酎
三年古酒を主体にし、五年から十年古酒をブレンドした正真正銘の古酒に造り上げました。
黒糖焼酎の本場奄美大島地方の俗に言う黒糖焼酎唎焼師「本格黒糖焼酎愛好家」の中でも最高なる評価を受けております。単式常圧蒸留にこだわり、本来の黒糖焼酎古酒を堪能できるよう仕上げました逸品でございます。 (瓶の裏面ラベルより)

喜界島は文正元(1466)年の琉球王の喜界島征伐からおよそ150年間琉球王の統治下にありましたが、慶長14(1609)年の島津藩の琉球征伐の結果、琉球から分割されて島津藩に属しました。 その後、昭和21(1946)年に米軍によって本土と行政分離されましたが、昭和28(1953)年12月25日に本土復帰を実現しました。
黒糖焼酎は、約500年前にシャム(今の中国)から沖縄に渡来したと伝えられ、その後沖縄から奄美諸島に伝来し、奄美大島で製法技術に幾多の改良と工夫が加えられ、現在の本格黒糖焼酎が生まれました。 奄美群島が昭和28(1953)年にアメリカから返還されたとき、奄美の主要産物である黒糖で焼酎を造り呑んでいた実績が評価され、黒糖を原料にした本格焼酎の製造が酒税法によって奄美群島(奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)だけに認められました。奄美の特産品「黒糖焼酎」は黒砂糖の素朴な味が米麹とまじり合いまろやかな風味の高級蒸留酒として、また健康志向の和製ラム酒として今や爆発的な人気となっています。
焼酎は、その風土にあった方法で造るのが一番と「くろちゅう」は、常圧蒸留したてのものをすぐに出荷するのではなく、しっかり熟成させて独特のまろやかさを醸し出しています。海岸沿いにある喜界島酒造は、自然の影響を直接受ける自然環境の中で、温度、湿度、風などに逆らわず、地の利を生かして仕込み水を隆起珊瑚の地下水を使ってカルシウムやミネラルが豊富な焼酎を造っています。

この三年寝太蔵は、黒糖焼酎特有の膨らみのある甘い香りと、とても柔らかい口当たり、そして30度というやや強めの度数をも感じさせないまろやかさ。何とも言えない深いコクと口の中に広がるふくよかな甘みは黒糖焼酎古酒ならではの味わいと言えます。ぜひ、ストレートで呑んでみてください。

銘柄:三年寝太蔵
かな:さんねんねたぞう
原料:黒糖・米麹(タイ産米)
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:
熟成期間:3年+5年・10年
容量:1,800ml
価格:2,690円
蔵元:喜界島酒造株式会社
郵便番号:891-6201
住所:鹿児島県大島郡喜界町赤連2966番地12
電話番号:0997-65-0251
FAX番号:0997-65-0947

【0269】

火の鳥

奈良県御所市にある油長酒造はもともとは、慶長年間より大和平野に産する菜種を製油する製油業として油屋長兵衛を代々名乗り、屋号を油長(ゆうちょう)としていました。創業享保四(1719)年に酒造業に転じ、以来500年近く酒造りをひとすじに営んでいる老舗酒蔵で今の蔵主は十二代目山本長兵衛氏です。金剛、葛城山系の山裾に位置する酒蔵は、清冽な湧き水と透き通るような寒気にに恵まれ、伝統の技で真心込めて日本酒「風の森」を醸す酒蔵です。
その油長酒造が造る米焼酎が酎火の鳥です。この火の鳥はいわゆる酒粕を蒸留した粕取り焼酎ではなく、日本酒の純米酒を造るのと同じように麹を造り酒母造りをした純米酒の醪を蒸留した本格的な米焼酎です。純米酒が持つ旨味や香りを大切にするために単式減圧蒸留に拘っています。
瓶の栓をあけると、クリーミィな香りが立ち上がり、口に含むとまろやかで奥行きのある旨味がしっかりと広がります。これから暑くなる季節に、オンザロックや冷やしたストレートで呑まれることをお勧めします。
スッキリと優しい味わいは、日本酒のように醪の甘さが楽しめます。

銘柄:火の鳥
かな:ひのとり
原料:米・米麹
使用麹:黄麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
熟成期間:
容量:1,800ml
価格:1,890円
蔵元:油長酒造株式会社
郵便番号:639-2225
住所:奈良県御所市中本町1160番地
電話番号:0745-62-2047
FAX番号:0745-62-3400

【0268】

高倉

奄美大島は人の手が入らない原生林に包まれた亜熱帯の島です。森の奥には太古の姿を留める動物たちが数多く生息し、南国の豊かな自然を謳歌しています。奄美大島は、琉球と薩摩が出会い、そして響き合った独特の文化を今に伝えています。それは哀愁のリズムを刻む島唄であり、古老の語る神話の数々に覗えます。日本のどこにもない世界が、今も暮らしのなかに脈々と息づいている島です。そのような風土に培われ、呑み継がれている島の酒が黒糖焼酎です。この黒糖焼酎の主原料の黒糖は、白砂糖に比べて240倍のカルシウムを含み、鉄分は50倍近くも含まれています。奄美大島では黒糖のことを薬糖と呼んでおり、奄美の人たちが冬でも風邪を引かずに若々しくお元気なのは黒糖を毎日食べているからと言われています。長寿の島の奄美大島は四季を通じて温暖な気候で、美味しくミネラルが豊富に含まれたサトウキビが採れます。
高倉は、そのサトウキビから生まれた黒糖を主原料に3年以上熟成した原酒をさらに樫樽で琥珀色に熟成させ、芳醇な味と香りをもつ焼酎に仕上げています。常圧の100℃で醪成分が十分に留出された40度以上の厳選された原酒を、ステンレスタンクに3年貯蔵し、十分に熟成させてまろやかさを出したのちに、さらに樫樽で6ヶ月貯蔵することでコクと旨みを出しています。
ほのかに甘い香りを楽しむためにも、ぜひストレートかオンザロックで呑んで欲しい焼酎です。

銘柄:高倉
かな:たかくら
原料:黒糖・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:樫樽貯蔵
熟成期間:3.5年
容量:1,800ml
価格:2,415円
蔵元:奄美大島酒造株式会社
郵便番号:894-4034
住所:鹿児島県奄美市名瀬入舟町8番21号 (瓶ラベルには工場の住所が記載)
電話番号:0997-52-8441
FAX番号:0997-53-2119

【0267】