カテゴリー : 米焼酎

火の鳥

奈良県御所市にある油長酒造はもともとは、慶長年間より大和平野に産する菜種を製油する製油業として油屋長兵衛を代々名乗り、屋号を油長(ゆうちょう)としていました。創業享保四(1719)年に酒造業に転じ、以来500年近く酒造りをひとすじに営んでいる老舗酒蔵で今の蔵主は十二代目山本長兵衛氏です。金剛、葛城山系の山裾に位置する酒蔵は、清冽な湧き水と透き通るような寒気にに恵まれ、伝統の技で真心込めて日本酒「風の森」を醸す酒蔵です。
その油長酒造が造る米焼酎が酎火の鳥です。この火の鳥はいわゆる酒粕を蒸留した粕取り焼酎ではなく、日本酒の純米酒を造るのと同じように麹を造り酒母造りをした純米酒の醪を蒸留した本格的な米焼酎です。純米酒が持つ旨味や香りを大切にするために単式減圧蒸留に拘っています。
瓶の栓をあけると、クリーミィな香りが立ち上がり、口に含むとまろやかで奥行きのある旨味がしっかりと広がります。これから暑くなる季節に、オンザロックや冷やしたストレートで呑まれることをお勧めします。
スッキリと優しい味わいは、日本酒のように醪の甘さが楽しめます。

銘柄:火の鳥
かな:ひのとり
原料:米・米麹
使用麹:黄麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
熟成期間:
容量:1,800ml
価格:1,890円
蔵元:油長酒造株式会社
郵便番号:639-2225
住所:奈良県御所市中本町1160番地
電話番号:0745-62-2047
FAX番号:0745-62-3400

【0268】

鳥飼

森が水をたくわえ、そして酒が生まれます。
私達は150haの自然林や小川の手入れを行い乍ら焼酎を造っています。吟香「鳥飼」は150haの森に囲まれた草津(そうず)蒸留所で渓流のせせらぎや谷を通る風の中で育ちます。 (球磨焼酎酒造組合HPより)

吟香鳥飼の生命は 華やかな香りと 柔らかな味わいにあります。
それは、永い年月に 磨かれた技と自家培養の 酵母によって生まれました。
豊かな吟醸香を  お楽しみ下さい。  (化粧箱の中の栞より)

吟香「鳥飼」は、およそ焼酎とは思えない華やかな吟醸香を持つ、新タイプの米焼酎で、まるで清酒のような吟醸香なクリアな味わいを持つ個性派焼酎です。自家培養の酵母によってこの個性的な香りを実現させた鳥飼酒造では、製品をこの銘柄のみに絞っており、その意気込みがうかがえます。この焼酎を味わうには、ストレートか、もしくはロックで呑むことをお勧めします。ストレートで呑むと、まるで吟醸酒を呑んでいるような錯覚を覚えます。また、ロックにすると、大事な香りを残しつつ、締まりのあるフィニッシュが楽しめます。全体としてはクリアさが身上の焼酎ですので、クラッシュアイスを加えた食前酒としても楽しめます。鳥飼酒造の「吟香鳥飼」は世界的に権威のある「モンドセレクション国際食品コンクール」でグランプリに輝いた焼酎です。
現蔵元の鳥飼和信氏は、「小さな蔵元が生き残るためには、大きな蔵に負けないような技術革新を行い、独自の技術を身につけ、その蔵でしか出せない特色を持つ事が必要だ」と考え、「吟醸酒のように華やかな吟醸香をもつ焼酎」という、これまでにない新しい焼酎を造ろうと決意され、焼酎の可能性を信じて「香り」の研究に没頭されたそうです。そして試行錯誤を重ね、昔の文献、現代の微生物、醸造学を何年もかけて調べ、大学や研究機関、清酒業界の有名な杜氏さんを訪ね歩き、利益のほとんどを研究費に注ぎ込みながら15年の研究を経て、よやくイメージ通りの香りが研究室から生まれたのです。こうして生まれた「吟香鳥飼」は、新しさを取り入れた球磨焼酎の世界観をもっている焼酎と言えるでしょう。

銘柄:鳥飼
かな:とりかい
原料:米・米麹
使用麹:黄麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:タンク貯蔵
熟成期間:
容量:720ml
価格:1,943円
蔵元:株式会社鳥飼酒造
郵便番号:868-0034
住所:熊本県人吉市七日町2番地
電話番号:0966-22-3303
FAX番号:0966-24-7947

[0260]

すぴりっつ

JAPAN’S OWN TRUE RICE SPIRITS APPRECIATED BY THE CONNOISSEUR
PURE & NATURAL SAKE-SPIRITS
純米蒸留酒 すぴりっつ (化粧箱より)
玉乃井すぴりっつー純米清酒の蒸留酒
玉乃井すぴりっつは純米清酒を原料にして、蒸留を繰り返した原酒を長期熟成したスピリッツ製品です。
焼酎を超えた濃醇な香味と円熟感が特徴です。
飲み方はストレート、オンザロック、水割りやお湯割りで楽しめます。 (瓶裏面ラベルより)

玉乃光酒造は延宝元(1673)年に初代中屋六左右衛門が、和歌山市寄合町にて、紀州国紀州藩の第二代藩主徳川光貞(家康の孫)の免許で創業したそうです。玉乃光の酒銘は、代々の六左右衛門が紀州熊野の速玉(はやたま)神社に帰依しており、主神たる「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の御魂が映える」との意味を込めて命名されたと伝えられている由緒ある酒蔵です。因みに現会長の丸山福時氏は11代目だそうです。その後昭和24(1949)年に玉乃光酒造株式会社を設立され、戦災後の昭和27(1952)年から昭和40年代後半にかけて京都伏見に移転されたそうです。

 2月14日のバレンタインにつれあいからもらったもう一本の焼酎が「すぴりっつ」でした。
この「玉乃光 すぴりっつ」は、純米吟醸酒を蒸留した原酒を八から十五年間熟成させたとても贅沢な米焼酎です。蒸留を重ねることでとても奥深い重厚な旨みが凝縮されています。呑み方は冷やしてストレートがお勧めです。焼酎が苦手な方や日本酒が好きな方にも呑んで頂きたい米焼酎です。アルコールの度数を感じさせない爽やかな呑口と喉ごしがたまりません。

アルコール度数が45度以上あるために、酒税法上スピリッツに分類されています。
ところで、スピリッツと言う言葉の響きを聞くと、気持ちが引き締まるような気がするのは、「精神」や「心」を意味する言葉だからでしょうか。もっとも、酒の世界でスピリッツと言えば、万国 共通で「蒸留酒」のことを指します。蒸留によって不要なものや不純なものを取り除いた純粋な酒ということで、精神という名に通じさせたのでしょうか。日本の焼酎も甲類・乙類ともにこのスピリッツに分類されています。
これら焼酎の仲間であるスピリッツは、世界各国どこにでもあります。名前を挙げると、ジン・ウォッカ・アクアヴィット・ウイスキー・ブランデー・ラム・テキーラ、その他いろいろと、ほんとに枚挙にいとまがありません。
しかしながら、「スピリッツ」という言葉は、本当に酒呑みの心に響く神髄をとらえた言葉だと思います。先人の見識には本当に頭が下がるばかりでっすね。これからも焼 酎というスピリッツを愛し続けることで、酒の神髄に触れていきたいものです。

でも、愛しかたも程々にしないと身体がもちません。
そう、なにごとも程々がいいのかもしれませんよね。

と言いつつ、又々杯を重ねておりますが・・・。

銘柄:すぴりっつ
かな:すぴりっつ
原料:米・米麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:45度以上46度未満
貯蔵方法:
貯蔵年数:8〜15年
容量:500ml
価格:1,890円
蔵元:玉乃光酒造株式会社
郵便番号:612-8066
住所:京都府京都市伏見区東堺町545番地2
電話番号:075-611-5000
FAX番号:

[0252]

そやな

金陵 本格米焼酎 そやな 25度
限定シェリー樽熟成 シェリー酒の貯蔵に使用される樽でじっくりと熟成させた長期貯蔵本格米焼酎「そやな」。
シェリー酒のほんのり甘い香りと芳醇な味わいを持っており、ワンランク上の焼酎をお楽しみいただけます。           (瓶裏面のラベルより)

「そやな」は関西弁として「そうだね」という意味で使われる言葉ですが、関西圏の影響が強い讃岐香川でも普通に使われています。
その「そやな」を冠した香川で限定販売の焼酎が西野金陵さんから発売されました。その名も「多度津の語りべ そやな」です。
西野金陵(株)は創業万治元年(西暦1658年)に阿波藍の摂り扱いから始まり、安永8年(西暦1779年)に阿波芝生で酒造業を併営するなか、寛政元年(西暦1789年)に讃岐琴平(金陵)でも酒造業を開始。以来金刀比羅宮のご神酒として酒造りを続けている会社です。金陵の云われは、江戸時代の儒学者頼山陽が琴平来訪の折りに、「当地には中国の古都金陵を想わせるものがある」として、琴平を金陵と呼んだことにちなんで命名したそうです。その日本酒の酒蔵が造った米焼酎「そやな」は、米焼酎の甘さとのど越しの良さに加えてシェリー酒の微かな甘い香りも感じられてような気が・・・。

銘柄:そやな
かな:そやな
原料:米(国産)・米麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:25度
貯蔵方法:樽
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:2,500円
蔵元:西野金陵株式会社
郵便番号:766-0000
住所:香川県仲多度郡琴平町623番地
電話番号:0877-73-4133
FAX番号:

[0248]

甲の上

13年以上タンク貯蔵したコクとまろみのある常圧蒸留の原料を更に琥珀熟成させた限定品。
貯蔵酒特有のまろやかな風味とほのかな香りが楽しめる一品。 (蔵元HPより)

焼酎は酒税法によって連続蒸留焼酎の甲類と単式蒸留焼酎の乙類に分かれています。この「甲の上」は単式蒸留ですので乙類の焼酎になります。乙類だけれど甲類の上という意味でつけられた名前なのでしょうか。
追記:焼酎乙類にして「甲の上」と名付けられた由来は、物事の始め、一級品という意味で使用される「甲」のなかで、とりわけ「上質」という意味合いからきているそうです。

13年以上貯蔵熟成させた常圧蒸留原酒と樽貯蔵させたまろやかな酒質の原酒をブレンドして造られたいます。貯蔵酒特有のまろやかな風味と、琥珀熟成ならではのほのかな香りが楽しめる焼酎です。
人吉球磨の清水、米、気候風土、そして五百年という伝統によって磨かれた「甲の上」、また呑みたくなるうまい焼酎の仲間入りです。

銘柄:甲の上
かな:こうのじょう
原料:米・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧・減圧
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:樽
貯蔵年数:13年以上
容量:720ml
価格:2,625円
蔵元:球磨焼酎株式会社 
郵便番号:868-0051
住所:熊本県人吉市麓町5番地の1
電話番号:0966-22-6930
FAX番号:0966-22-6941

[0244]