アーカイブ : 2010年 7月

京屋時代蔵かんろ 720

厳選した寿芋を黒麹で仕込みました。素材が持つ本来の旨味を十二分に引き出し、飲む人の心を魅了する重厚感のあるコクと香りを追求。お湯割り・オンザロックがお勧めです。
農薬を使用せず有機肥料を用いて栽培致しました宮崎紅寿芋を一部、原料に使用しております。 (蔵元HPより)

創業天保五年(1834年)。原料にこだわった、大甕仕込みによる高品質の焼酎を少量ずつ手造りで仕込んでいる歴史ある蔵。
手間を惜しまない造りへのこだわりの姿勢が、多彩で風味豊かな焼酎を造り出す。
厳選した寿甘藷を黒麹で仕込むことにより、素材が持つ本来の旨みを十二分に引き出し、飲む人の心を魅了する重厚感のある伝統的な風格を持つ本物の味を追求しました。(瓶裏ラベルより)

この「京屋時代蔵かんろ 720」は宮崎紅と呼ばれ食用の高級芋としてブランド化されている紅寿(べにことぶき)芋を使っています。(紅芋とは食用として青果店に並ぶ外が赤で中が黄色の細長い芋です。)
その芋を無農薬で自社栽培し、さらに米麹に使う米もアイガモ農法米(アイガモを田に放ち、アイガモによって雑草を駆除。また、その糞をも肥料にする。)を使用しているそうです。
こうして徹底的に安心出きる良素材を用い、天保五年の創業以来「かめ」による仕込みを継承している蔵が「かめ」の持つ特性をいかし、外部より強制的に熱を加えず自然な醗酵ができるようにと、
「かめ」一つで約800リットルという現代では非常に少量の仕込み方法をとっているのだそうです。その為、味わい豊かでまろやかに熟成された焼酎ができあがるのだと思います。
美味い焼酎造りには、伝統・伝承を重んじながらも新しい味に挑戦していく勇気と情熱が大切であるとの思いで、蔵元の皆さんは日々努力されていらっしゃるのでしょうね。

そうやって出来上がった焼酎は、安心の良素材を使い芋のポテンシャルを素直を引き出しているからか、とっても重くて濃醇な風味を持っているように感じます。
第一印象はそんなに甘くはありませんが、口で転がせば転がすほどどんどんと芋の甘さが出てくる印象があります。しっかりとしたボディーで重厚感のある黒麹仕込みの本格派の焼酎です。味わい深く飲みごたえがある旨い焼酎だと言えます。 

自然環境に配慮し、農薬を使わず有機肥料のみで自社栽培された「寿甘藷」を黒麹で仕込んだ「時代蔵かんろ」。「良素材が良酒に結びつく」と言われますが、芋焼酎にもそれがあることをこの焼酎が教えてくれたような気がします。

銘柄:京屋時代蔵かんろ 720
かな:きょうやじだいぐらかんろ720
原料:甘藷(宮崎紅寿芋)・米麹(国産うるち米)
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:甕
貯蔵年数:1年未満
容量:720ml
価格:1,735円
蔵元:京屋酒造有限会社 
郵便番号:887-0001
住所:宮崎県日南市油津2-3-2
電話番号:0987-22-2002
FAX番号:0987-23-2314

[0088]

椰子の詩

この「椰子の詩」の蔵元は南国宮崎の伝統蔵・京屋酒造です。
いろいろな変り種の焼酎がありますが、これはなんと、「椰子の実」というちょっと変わり種の焼酎です。
主原料は中近東産のなつめやしを使用しています。
『いったいどんな味わい?』と思いきや、樽貯蔵をすることで、砂漠の民の貴重なエネルギー源としてのなつめやしの風味を生かしつつも、味に厚みを感じられるといった仕上げになっています。
口に含むと、まるでピーナッツか白檀のような繊細な香りとフレッシュで爽快な南国の風味、そしてフルーティーな味わいが広がります。
この「椰子の詩」は、キンキンに冷やしてロックで呑むことで椰子の風味そのままの味わいが楽しめます。

銘柄:椰子の詩
かな:やしのうた
原料:デーツ(なつめやし)・麦・米麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:樽
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,525円
蔵元:京屋酒造有限会社 
郵便番号:887-0001
住所:宮崎県日南市油津2-3-2
電話番号:0987-22-2002
FAX番号:0987-23-2314

[0087]

睡恋32

野山雅史(吉本興業で一番酒にうるさい男)がプロデュースした本格芋焼酎。
原材料は「寿甘藷」、黒麹で仕込んだ芳醇な味わいの原酒に、白麹で醸した軽快な味わいの原酒をブレンド。
芋焼酎を毛嫌いしてきた人が驚き、本格焼酎フアンをも納得させる今までにない絶妙な香りと味わいです。
京屋酒造伝承の大甕仕込みによる本格芋焼酎をどうぞお楽しみください。(箱裏面・瓶裏ラベルより)

この「睡恋32」(すいれん)は、吉本興業(株)福岡事務所長 野山雅史氏(吉本興業で一番酒にうるさい男)がテレビ西日本の番組のなかで、企画・プロデュースした甕仕込みの本格芋焼酎で、全国で100店限定流通の商品だそうです。
そして、「睡恋32」は”焼酎造りは農業である”という考えのもと契約栽培の無農薬・有機肥料を用いて栽培された食用寿甘藷を原材料に使用しており、「時代蔵かんろ」(寿甘藷、黒麹、減圧)の芳醇な味わいの原酒をベースに、「甕雫(かめしずく)」(寿甘藷、白麹、常圧)の軽快なソフトな味わいの原酒をブレンドしているそうです。

一口呑んでみると、甘口でコクがあり、ほのかな芋の残り香が上品に広がります。飲み口もすっきりしていて、後を引く焼酎です。
「芋焼酎を毛嫌いしていた人が驚き、本格焼酎ファンをも納得させる今までにない絶妙な香りと味わい」と書いていましたが、たしかに虜になりそうな味わいです。
京屋酒造伝承の大甕仕込みによる本格芋焼酎「睡恋32」は、ストレート、ロック、お湯割り、なんでも美味しく呑める焼酎です。もっとも私はやはり「ストレート」ですが・・・。

この焼酎の商品コンセプトは「ふたりの愛を語る焼酎」だそうです。
若い世代、特に若い女性が持っている今までの一般的な芋焼酎の概念(くさい、ダサい、安い、オヤジっぽい)を覆し、”カップルが愛を語れる焼酎”を目指しているとか・・・。
たしかに、ネーミングもボトルやラベルデザインもとてもお洒落で、上品なジャポニズムを感じさせてくれます。見かけも味も、きっと女性にウケること間違いないでしょう。

「睡恋32」を傍らにおいて、恋とお酒に「まどろんで」みたいものです。

銘柄:睡恋32
かな:すいれん32
原料:甘藷・米麹
使用麹:黒麹・白麹(ブレンド)
蒸留方法:減圧・常圧(ブレンド)
アルコール度数:32 度
貯蔵方法:甕
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:2,678円
蔵元:京屋酒造有限会社 
郵便番号:887-0001
住所:宮崎県日南市油津2-3-2
電話番号:0987-22-2002
FAX番号:0987-23-2314

[0086]

角玉

佐多宗二商店の「スーパーレギュラーブランド」。
地元の契約農家で栽培されたさつま芋だけを使い、幾年の研究を重ねた黒麹で造られた本格芋焼酎。

百年の歴史と伝統を持つ佐多宗二商店のスーパーレギュラーブランド「角玉」は、かつて「角玉焼酎」の名で親しまれ、蔵の代表銘柄として地元で愛飲されてきた芋焼酎でした。
しかし、時代の流れとともに、一時期はほとんど製造されておりませんでしたが、蔵の原点ともいえる銘柄として、幾年の研究を重ね、頴娃町という土地の味わいを感じることのできる黒麹仕込みの芋焼酎として平成17年に45年ぶりに復活しました。
山紫水明にして日本随一のさつま芋の産地、恵み多き台地が生み出す南薩頴娃町の契約農家が栽培した黄金千貫と敷地内から汲み上げる上質の天然地下水を仕込水に、黒麹仕込みにて常圧蒸留で醸し上げています。
全体的に穏やかで落ち着いた香味の中にも、日本随一のさつま芋の産地、南薩頴娃町の大地から生まれたさつま芋の香りと味わいを引き出しております。口当たりも柔らかく、喉越し良くスッキリとして飲みやすく仕上がっていると思います。
飲むほどに馴染んでくる飽きのこない酒質に仕上がっており、毎日の晩酌にもお薦めです。
ストレートにロック、水割りにお湯割りと好みに合わせて楽しめる幅の広い焼酎です。

銘柄:角玉
かな:かくたま
原料:さつま芋(頴娃町産黄金千貫)・米麹
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,070円
蔵元:有限会社佐多宗二商店
郵便番号:891-0704
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府4910番地
電話番号:0993-38-1121
FAX番号:0993-38-0098

[0085]