アーカイブ : 2011年 2月

大金の露

「金」は、貨幣や金属の意味が一般的ですが、
深く掘り下げると「美しいものの形容」「貴重なものの形容」であり、
五行の一つでもあります。
五行とは、宇宙の万有を創っている元とした「木、火、土、金、水」の五つの元素を言い、
金は季節では「秋」、五常(仁・義・礼・智・信)では「義」にあたります。
「大金の露」は、最高の味わいを日常酒として飲んでいただきたいという思いから、素材にも、造りにも最高級の品質を守り抜き、
まさに芋の収穫期である「秋」に仕込まれ、
地域の人々の「義」に応える「美しくも貴重なる逸品」を目指した本格芋焼酎です。
天と地の恵みとも言える原料を使い、それを美しく、貴重なものに磨き込み、それを杯へと注ぎ込む。
決して手を抜かず、気を抜かず、芋焼酎の新たなる金字塔を築くことを目指した「大金の露」。
焼酎通をもうならせるその至福の味わいを、あなたの舌でぜひお確かめください。
《新平酒造HPより》

大金の露は、鹿児島の大隈半島に出向かないとなかなか手に入らない焼酎だそうです。
そうした意味ではプレミアム焼酎かも??
この焼酎は、手を抜かず、気を抜かず。
ゆったりとした時間の流れる大崎の地でじっくりと甕壷で仕込まれています。
栓を開けると芋の香りがほのかに漂ってきました。
そして、口に含んでみると、爽やかで軽やかな味わいに包まれ刺激が全くありません。
濃厚でなめらかな味わいながら後味がよく、きれもいい焼酎に仕上がっています。
ロックで呑むとストレートで感じた味わいに甘い風味が加わり、飲み易くなるような気がします。
また、水割りで呑んでもしっかりと甘味が残っており、美味しく呑めました。

銘柄:大金の露
かな:おおかねのつゆ
原料:さつま芋(大隅産)・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:900ml
価格:980円 
蔵元:新平酒造株式会社
郵便番号:879-4692
住所:鹿児島県曽於郡大崎町横瀬2366番地
電話番号:099-476-0024
FAX番号:099-476-2558

[0126]

国重

綾菊は創業寛政2(1790)年で地元米だけで酒造りをしている香川讃岐の老舗酒蔵です。
綾菊酒造株式会社は第二次世界大戦が終わる終戦末期に、綾歌郡にあった5つの酒蔵が合併してできました。蔵は創業の年を寛政2年としていますが。これは合併した5社のなかで一番古い創業であった苧坂家の創業を用い、蔵の場所は合併5社のなかで最も良質の米が採れる「山田」に位置していた泉谷家の蔵を使用することにしたそうです。ちなみに、ここ山田は香川県内屈指の良質米の産地で、大正天皇御即位の際には献上米産地に選ばれたそうです。
「現代の名工」を受賞した国重弘明杜氏は、広島の安芸津杜氏で1936年生まれの今年77際になられる今でも現役で杜氏を務められています。国重氏は昭和43年から綾菊酒造の杜氏を務められており、13年連続で全国新酒鑑評会で金賞を受賞したキャリアを持たれており、平成7年には杜氏の世界では初となる「現代の名工」に選ばれ、平成19年には黄綬褒章を受章されています。
その国重弘明杜氏が綾菊の誇りを込めて造った米焼酎です。
常圧蒸留3年貯蔵と減圧蒸留6年貯蔵の2種類の長期貯蔵焼酎をブレンドしています。

杜氏国重弘明氏が自らの名を冠した「米焼酎国重」は年間1500本の数量限定品です。
吟醸のうまみある含み香とまろやかな味わいで呑み飽きしない後味はなんとも言えません。
米の旨みがまろやかに広がり、すっきりとした飲み口は呑み飽きない焼酎のひとつです。

銘柄:国重
かな:くにしげ
原料:米・米麹
使用麹:
蒸留方法:常圧+減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:3年+6年
容量:1,800ml
価格:1,942円
蔵元:綾菊酒造株式会社
郵便番号:761-2204
住所:香川県綾歌郡綾川町山田下3393番地1
電話番号:087-878-2222
FAX番号:

[0125]

黒伊佐錦 原酒

今日の焼酎は、大人気の黒麹仕込みの「黒伊佐錦」の原酒です。
同じ「黒伊佐錦」で25度の焼酎がありますが、この「黒伊佐錦」は原酒と表記されています。
原酒とは、蒸留して出てきた芋焼酎をタンクで熟成させ、そのまま瓶詰めした商品です。
アルコール度数は、ウイスキーなみの37度ありますが、味わいは驚くほど重厚で、芋由来の甘みもたっぷり味わえます。
黒伊佐錦はどんな呑み方で呑んでも呑み飽きしない万能な芋焼酎だと思います。
そんな黒伊佐錦ですが、原酒となると、少し口に含んだだけでも口いっぱいに芋の香りが広がり、
黒麹の妙微な香りがやわらかく鼻をくすぐります。
黒伊佐錦という銘柄としてポピュラーな芋焼酎の真髄を知る感じです。
晩酌には贅沢に思えるほど美味い焼酎です。
はじめにストレートで、そしてロックで楽しむのが最高の贅沢でしょう。
25度の「伊佐錦黒」とは全く別物と感じるくらいの美味しさを味あわせてくれた焼酎でした。

追記:記録を書き終えて整理をしていると2009/02/13にも呑んでおりました。

銘柄:黒伊佐錦 原酒
かな:くろいさにしき げんしゅ
原料:さつま芋・米麹
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:37度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,743円 
蔵元:大口酒造株式会社
郵便番号:895-2506
住所:鹿児島県伊佐市大口原田643番地
電話番号:0995-26-5500
FAX番号:0995-26-5300

[20090213]

本格焼酎 小鶴 くろ Window’s

鹿児島県産のさつま芋と黒こうじを使用し昔の味を
再現させた、コクがあって甘口風味の本格芋焼酎です。
         (瓶表ラベルより)

伝統の黒麹仕込で醸し出されたもろみを、独自の蒸留法で蒸留し、コクのある旨い昔の味を蘇らせました。
明治の末年に、沖縄より導入された「黒麹菌」を用いた焼酎は、当時旨味多く、独自の風味を醸し出していました。
「昔味再現」の想いのもと、新鮮な鹿児島県産さつまいもと、シラス台地に磨かれた自然の地下水を使用し、伝統の黒麹仕込みで醸し出されたもろみを、独自の単式蒸留器で蒸留することで、クがあって旨い昔の味が蘇りました。
それぞれの持味を充分に楽しんでいただける本格焼酎です。

透き通るような白い肌、永遠の女性像を描き続ける
現代美人画の巨匠鶴田一郎氏の作品をボトルにプリントし、
幻想的な世界を演出、見るほどに味わうほどにゆるぎない時を奏でます。
              (会社HPより)

Window’s と銘打ってるだけあって、ボトルの向こうには、
和風な女性がくっきりと写っています。
焼酎を呑みながらもなかなかいい雰囲気が味わえます。
味のほうもコクがあって美味かったです。

銘柄:本格焼酎 小鶴 くろ Window’s
かな:ほんかくしょうちゅう こづる くろ
原料:さつま芋・米麹
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,150円
蔵元:小正醸造株式会社 
郵便番号:899-3101
住所:鹿児島県日置市日吉町日置3314番地
電話番号:099-292-3535
FAX番号:099-292-5080

[0124]

金計佐

本格焼酎 金計佐 木樽錫蛇管蒸留 甕壺仕込  《瓶表ラベルより》

歳月を積み重ね、今に蘇る香りと味。
本格焼酎「金計佐」は、昔ながらのかめ壷でじっくりと仕込み、
古き味わいを再現する木樽錫蛇管で蒸留した古式ゆかしい芋焼酎です。
伝統の製法によるどっしりとした奥深さと芋焼酎本来の旨味と香りをお楽しみください。 《瓶裏ラベルより》

〓「金計佐」名前の由来〓
酒と火を結びつけた最初の人は古代ギリシャのアリストテレスと言われています。
アリストテレスの四大説(火・地・空気・水の四つの要素が万物を構成している)から
火と酒は古代ギリシャで結合し、やがて古代エジプトに花開いた「錬金術」と融合して
蒸留酒は進化を遂げました。
つまり、日本の蒸留酒の起源は、古代ギリシャであり、古代エジプトにあると言え、
マクロな視点で考えれば、蒸留酒を進化・発展させた「錬金術」が、
今日の芋焼酎を生み出したと言えます。
弊社初代当主、新平金計佐(きんげさ)も「金」の文字を有しており、
原点を忘れることなく錬金術のごとく技術を磨き、
金のような最高級の芋焼酎を造り上げることをめざして名付けられたのが「金計佐」です。
原点を忘れることなく、最後の一滴に至るまで熱き情熱を注ぎ込んだ芋焼酎。
新平酒造の初心が、ここに込められています。  《新平酒造HPより》

〓錫(すず)蛇管〓
蒸留のしくみを簡単に言うと、蒸留糟のもろみに制蒸機から蒸気が吹き込まれ、
もろみは 回転しながら蒸留され気化したアルコールは冷却糟のなかの蛇管を
ゆっくりと下りながら液化してゆきます。
この蛇管も昔はよく錫製が使われていました。
錫は熱伝導が良く、しかもイオン効果も高いため酒質がまろやかに円熟すると言われています。
これは錫の分子構造が粗いために不純物をよく吸収しマイナスイオンを発生することによると
考えられています。
しかし錫は柔らかな素材のため機械加工がむずかしく職人の手によってその技術が伝承されるため、
現在では錫製蛇管の技術者もほとんどいなくなりました。
私たちはこうした匠の技も焼酎文化を支えてきた重要な要素の一つだと考えています。
蒸留は造り手の技を生かす最後の仕上げとも言えます。
木樽と錫蛇管という旨い焼酎造りを追求した先人たちの技を生かし、
現代の技術と融合させることにより必ずや上質な原酒は生み出されるものと私たちは信じます。
こうして生まれた原酒は熟成という時の流れの中で、さらに旨さが磨き込まれていくのです。
                       《新平酒造HPより》

※錫(すず)蛇管」とは
錫(すず)は分子が粗く不純物を吸着する性質があり水を浄化すると言われており、
かつては焼酎がまろやかで旨くなると錫蛇管蒸留機が数多く使われていました。
しかし、手作りの手間とコストがかかることから今ではステンレス製に取って代わられたそうです。

〓瓶ラベル〓
江戸時代から明治初期にかけて、ほとんど木樽の蒸留器で蒸留していました。
明治時代のほとんどの焼酎蔵は、かめ仕込み、木樽蒸留器、かめ貯蔵が一般的な造りでした。
木樽蒸留器で造られた芋焼酎は、木樽の木の香りがついているので、独特の香りと味があったそうです。
また、昔から錫蛇管は焼酎の蒸留に使われていましたが、
手づくりで手間とコストのかかる錫蛇管はほとんど姿を消し、ステンレスにとって代わりました。
その古式ゆかしい木樽錫蛇管で蒸留した「金計佐」。
古き良き時代の原点の味わいを表現するために、千社札をモチーフにしたラベルとしました。
文字は千社札で用いられる江戸文字(髭文字)を使い、全体に木版画の風合いを出しています。
神社・仏閣に奉納された千社札は、天井や壁に貼られ埋め尽くされてゆきますが、
金計佐のボトルも、いつか酒屋や料飲店の棚を埋め尽くされることを願ってやみません。
                       《新平酒造HPより》

普段は焼酎の感想を書くのですが、
この焼酎蔵「新平酒造」のホームページは実に興味深い作りになっています。
これまで数々の焼酎蔵のホームページを閲覧してきましたが、
ここのホームページほど洗練されたところは無かったように思います。
小生も下手の横好きでホームページを開設しておりますが、
いつか新平酒造のようなセンスの良さと壮大なスケールに満ちたホームページを作りたいものです。
話は横道話が逸れました・・・・・。
この金計佐は焼酎造りの原点を忘れることなく、最高の芋焼酎を目指すべく、
手づくりで手間とコストのかかる古式の焼酎造りを再現した
木樽錫(すず)蛇管を使って蒸留しているそうです。
だから、やさしく深みのある味わいを楽しめるのだと思います。
芋焼酎の逞しさのなかにどこか洗練された優しさを感じさせる焼酎でした。

銘柄:金計佐
かな:きんげさ
原料:さつま芋(大隅産)・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,260円 
蔵元:新平酒造株式会社
郵便番号:879-4692
住所:鹿児島県曽於郡大崎町横瀬2366番地
電話番号:099-476-0024
FAX番号:099-476-2558

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