アーカイブ : 2012年 1月

空海の道

香川県綾歌郡綾川町にある綾菊酒造は日本酒の酒蔵で、
「綾菊」と「国重」という日本酒を造っています。なかでもオオセトを精米歩合35%まで研ぎ蔵の中で十年という時が育み熟成された大吟醸十年古酒「綾菊 綾滴」は720mlで5,000円という日本酒ですが、淡い琥珀色の華麗な輝きと優雅な風味は山田錦にも負けず劣らずの感があります。
話が横道にそれましたが、この「空海の道」も「吟醸仕込樫樽貯蔵」とラベルにも書かれているように、オオセトという一般米を原料に吟醸酵母を使って吟醸仕込みで造られ、5年間タンクで貯蔵されたのちにさらに樫樽で1年間熟成されています。
恐れ多くも弘法大師の名を冠した焼酎ですが、その名に負けない仕上がりになっていると思います。
(購入した瓶ラベルには 製品番号256 単式蒸留焼酎 と書かれていました。)
味は口当たりが柔らかく、とても良い甘い香りが鼻をくすぐります。米焼酎でもやや甘口の部類に入るのではないでしょうか。しかし、甘口の柔らかく美味しい「空海の道」はストレートでもとても飲みやすく、直ぐに無くなってしまいそうです。

銘柄:空海の道
かな:くうかいのみち
原料:香川県産酒造米オオセト・米麹(大吟醸酒粕・清酒(大吟醸古酒)瓶ラベルより)
使用麹:
蒸留方法:常圧
アルコール度数:
貯蔵方法:タンク・樫樽
貯蔵年数:タンク5年以上・樫樽1年
容量:1,800ml
価格:2,100円
蔵元:綾菊酒造株式会社
郵便番号:761-2204
住所:香川県綾歌郡綾川町山田下3446番地18
電話番号:087-878-2222
FAX番号:087-878-1655

[0201]

早春の香雪

日本人が古くから食用として来た美味しく健康によいはだか麦
この麦を焼酎造りの技で余分な雑味を取り除き麦本来の甘味を引き出した、
お湯割りに最高の麦焼酎です。
                 『瓶表面のラベルより』

福岡県で清酒と焼酎を造っている光酒造さん。
この光酒造さんが、長年の焼酎造りの技術で国内産の「イチバンボシ」と言うはだか大麦から余分な雑味を取り除き、
麦本来の甘味を引き出した本格はだか麦焼酎として造り上げたのが「早春の香雪」です。
この焼酎は年間の生産量が限定されており、販売店も限られた契約店舗のみの限定流通商品だそうです。

はだか大麦は、麦味噌の原料や麦飯などに使われ、小麦に比べて繊維質や澱粉、ビタミン類が豊富に含まれている穀物です。
麦特有のサラッとした口あたりのなかにも、他の麦焼酎に比べてよりふくよかで芳醇な香りとともに、口のなかに広がるほのかな甘味とコクが楽しめる焼酎です。
この時期は、「はだか麦」の芳醇な香りが楽しめるお湯割りがお勧めとのことでしたが、ほかの麦焼酎とは一味も二味も違う希少はだか麦焼酎の、重厚で芳醇な味と香りを楽しむには、やはりストレートが一番ではないかと思い、ストレートで楽しんでおります。

銘柄:早春の香雪
かな:なそうしゅんのこうせつ
原料:はだか麦・麦麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:1,800ml
価格:2,100円
蔵元:光酒造株式会社
郵便番号:811-2311
住所:福岡県糟屋郡粕屋町長者原95番地3
電話番号:092-938-2458
FAX番号:092-939-2553

[0200]

和紙濾過 原酒

サツマイモ本来の甘さを引き出す白麹仕込。やわらかな舌ざわりと飲んだあとの重量感が特徴です。
製品の濾過には手漉き和紙を使い、通常の何倍もの時間をかけて「おり」を取り除きました。
割り水をしないために、詰めるごとに中味の度数が変わります 。贅沢にして手間のかかった逸品。
『紫尾の露』で有名な軸屋酒造の和紙濾過原酒。蒸留されてできた原酒を手漉きの和紙で濾過しただけの個性的な芋焼酎です。濃厚な香りと味わいは超芋好きの方に オススメです。
サツマイモ本来の甘さを引き出す白麹仕込。やわらかな舌ざわりと飲んだあとの重量感が特徴です。
製品の濾過には手漉き和紙を使い、通常の何倍もの時間をかけて「おり」を取り除きました。 割り水をしないために、詰めるごとに中味の度数が変わります 。
原酒にハマりそうです☆

明治43年創業 軸屋酒造さん

まんが「美味しんぼ95巻」で特集された蔵元さんとしても有名ですよね。。
紫尾山のふところに抱かれた小さな蔵。東は霧島連山、西は東シナ海、北東には天草を遙かに望む北薩摩の霊峰紫尾山(標高1066m)。古くは秦の始皇帝の命により、徐福が不老不死の薬を求めて訪れたといわれる神秘の山。春は桜、夏は青葉、秋の紅葉、冬の樹氷と四季折々のうつくしい姿を広げています。この山に降る大量の雨は、自然の大地をうるおし、年月をかけて地下深く滲みわたり、脈々と豊かに流れる伏流水を形成しています。
この紫尾山の四季の恵みを存分に蓄えた、清く澄んだ水。これこそ軸屋酒造さんの生命の水です。
地底146mから汲み上げられ清水は、この蔵で旬の薩摩芋と米麹(白麹)を原料に杜氏の巧みな技よって大切にはぐくまれ、滋味あふれる焼酎に生まれ変わるのです。麹はやわらかさと繊細さを合わせもつ白麹のみを用い、薩摩芋は太陽の日差しをたっぷり吸い込んだ旬の薩摩芋のみを用います。この地で創業以来、旬のみが持ち合わせている自然の滋味を焼酎に生かすことを信条とするため量産を避け、軸屋酒造さん独特の風味を維持する姿勢を誠実に守り、貫き通しておられます。
甕壷で仕込まれた原酒を、上部に浮き上がってきた浮遊物・油分などを、手漉きの和紙を入れてすくっただけの状態で瓶に詰められます。(濾過機を通さずに)瓶につめるタイミングによって、アルコール度数に若干のばらつきがあるそうで、あえて度数はラベルに手書きで記入されております。
そんな手造りの良さを前面に押し出された限定酒となります。

飲んでみまして・・・
まずは開栓直後の香りが大変芋焼酎らしく力強く広がっていきます。
久しぶりに香りが強いな〜と感じる1本です。。
口当たりは、最小限の濾過(手すき和紙)のみですので、口いっぱいに旨みが広がっていきます。やや荒さもあり飲み応えをしっかりと感じさせてくれます。
頑固な造りを感じさせてくれる、玄人向けの一本ですね。ぜひとも、最初の一口はストレートで味わってみてください。きっと中々出会えない深みのある荒さという部分を感じていただけると思います。
その後はロックでゆっくりと味わってください。

『追記』 化粧箱と瓶ラベル裏面よりのメッセージ
本格焼酎 原酒 甕仕込み  明治43年の創業以来、焼酎を造り続けてきた蔵人(くらびと)たちは我が蔵に伝わる味にこだわり、酒造りの技を磨いてきました。さつま芋のもつ甘みや香り、まろやかさを損なわずに原酒の油分だけを取り除きたい・・・。その思いは平成9年、手漉き和紙で根気よく濾過するという方法で実現しました。甕仕込みの蔵で造った原酒のみをビン詰めする為に、アルコール度数はその都度異なります。  原材料:さつま芋(こがねせんがん)・米麹 仕込・割り水共に紫尾山系伏流水  (化粧箱裏面、瓶の裏面より)
ちなみに瓶の表ラベルに書かれていたアルコール分は37.2でした。

銘柄:和紙濾過 原酒
かな:わしろか げんしゅ
原料:さつま芋・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:36度以上45度未満
貯蔵方法:
貯蔵年数:3年
容量:720ml
価格:2,400円
蔵元:軸屋酒造株式会社 
郵便番号:895-1807
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町平川1427番地
電話番号:0996-54-2507
FAX番号:0996-54-2663

[0199]

べいすん

「 べいすん 」とは「 盆地 」という意味です。大麦の焼酎 べいすんの仕込み水は、九州屈指の酒造好適水と言われる霧島山系天然地下水を使用しております。霧島山系天然地下水は、霧島・鰐塚山系からの水が長い年月をかけて地下に浸透して、すり鉢状の地形に蓄えられた、豊富で良質な地下水です。
明治35(1902)年創業の柳田酒造の所在する都城盆地の地盤は、四万十累層という不透水岩盤の陥没によってできており、都城盆地の閉鎖的な地形や地下構造により外から流れ込む水は殆どなく、地下水は全て盆地の中に降った雨でまかなわれています。この都城盆地の水甕ともいわれる地下水は、この地層の中を10年、20年、更には100年に及んで濾過され、地中のミネラル分や炭酸ガスを程よく吸収しおいしい水となるのです。
「大麦焼酎べいすん」は、大麦がもつ自然の個性をいかすため、丁寧に低温蒸留し、独自の濾過、熟成を十分におこなった本格焼酎です。東京農業大学醸造学科名誉教授・柳田藤治氏(柳田勲社長の実兄)の技術指導を受け、「 べいすん 」大麦焼酎は造られました。良質な大麦から由来のフルーティーでチョコレートのような甘い香りと、シングルモルトを連想させるまろやかな味わいは、これら全ての技術の結晶だそうです。
厳選した大麦を原料に清涼な霧島盆地のレッカ水を使ったこの蔵独自の原料処理技術によって仕込んだ体にやさしく健康に良い弱アルカリ焼酎に仕上がっています。呑みやすさと旨さと、そして健康性を兼ね備えた麦焼酎「べいすん」はお勧めの焼酎です。

銘柄:べいすん
かな:べいすん
原料:大麦・麦麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,100円
蔵元:柳田酒造合名会社
郵便番号:885-0055
住所:宮崎県都城市早鈴町14街区4号
電話番号:0986-25-3230
FAX番号:0986-25-3231

[0198]

逢初

今日は成人式ですね。成人式といえば、毎年サントリー酒類株式会社さんの新聞広告で伊集院静さんが書かれる新成人に贈る言葉も楽しみのひとつです。ちなみに今年は「孤独を学べ」でした。
私にとっては遠く懐かしい響きとなった「成人式」ですが、新しい出逢いに夢と希望を持って臨んだのが昨日のように思い出されます。
それにコジツケてではありませんが今日の焼酎は「逢初」という銘柄です。
「逢初」を造っている正春酒造は、明治初期創業以来の昔ながらの伝統と技術によって芋焼酎を中心に造られてきましたが、現在は麦焼酎も造られています。「逢初」は、原料は違えど、正春らしさを追及し、伝統の優しい味わいを特徴とした個性的な麦焼酎に仕上がっています。

正春酒造のある西都市の古墳群「西都原」は、大山祇命(おおやまつみのみこと)の娘「木花咲耶姫」(このはなさくやひめ)と天照大神(あまてらすおおのかみ)の孫「瓊々杵命」(ににぎのみこと)の一大ロマンの地です。そして、その二人が初めて出逢った場所である「逢初川(あいそめかわ)」にちなんで「逢初」という酒名が名付けられています。

「逢 初」は、原料が麦でも正春らしさ残すため、麦麹ではなく米麹を用いて仕込み、減圧蒸留。また、麹には、白麹と黄麹を使い、優しく柔らかい独自の味わいを追 求して醸された麦焼酎です。米麹の良さを生かし、麦と米の絶妙なハーモニーを醸し出した個性的な麦焼酎に仕上がっています。

麦の芳ばしい 香りではなく、マシュマロ、花のような柔らかく膨らみのある香りが感じられ、酒質も穏やかでいてとても優しい正春ならではのもの。ふくらみのある素直で癖 のない飲み口と綺麗な丸みのある味わいは、女性にもおすすめの極上の逸品です。ロックや水割りがお薦めです。

銘柄:逢初
かな:あいそめ
原料:麦・米麹
使用麹:白麹/黄麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:1,800ml
価格:2,152円
蔵元:株式会社正春酒造
郵便番号:881-0101
住所:宮崎県西都市大字三納10029番地
電話番号:0983-45-1013
FAX番号:0983-45-1415

[0197]