アーカイブ : 2013年 7月

黒真珠

美しい海と自然がなければ決して採ることのできない黒真珠。まさに八重泉の「琉球泡盛・黒真珠」は八重山の清らかな水と自然が創り出した泡盛の中の宝石。芳醇でちょっと贅沢な味わいのする泡盛です。  「蔵元のHPより」

「黒真珠」は老麹で仕込んだもろみを伝統の味を守るべく八重山に伝わる直火式地釜という蒸留方法を採り入れています。また、泡盛本来の旨味を残すために濾過を極力控える粗濾過を行っています。その中で特に良品の部分を取り5年間熟成させてあります。泡盛本来の旨味をしっかりと残しているため、上品な含み香と独特のふくらみある味わいが楽しめます。風味が良くてコクのある泡盛のなかの泡盛といえます。
酒屋さんの陳列棚に一本だけ鎮座しておりました。黒色の瓶に銀色に光り輝くラベル、ひときわ目を引くその風貌に吸い寄せられるように購入しました。お値段・アルコール度数ともに少々高めでしたが、その高さよりも遙かに高い泡盛本来の味わい。晩酌にチビチビと呑んでおります。

銘柄:黒真珠
かな:くろしんじゅ
原料:米こうじ
使用麹:黒麹(老麹)
蒸留方法:常圧
アルコール度数:43度
貯蔵方法:ステンレスタンク
熟成期間:5年
容量:1,800ml
価格:4,050円
蔵元:有限会社八重泉酒造
郵便番号:907-0023
住所:沖縄県石垣市字石垣1834番地
電話番号:0980-83-8000
FAX番号:0980-82-3791

【0273】

赤芋 ハツダレ 明るい農村

明治44(1911)年創業の蔵で、地元の田口地区の人々が呑む焼酎を造る蔵としての田口酒造場が始まりです。創業時から蔵に伝わっている甕壷は、全部で54本だが一つ一つ色も形も違う日本製の和甕を使っています。これは柔らかな風味に仕上げるという蔵元の拘りだそうです。霧島町は人口5000人の小さな農村ですが、1000mを越える山々が連なり、火口湖が背観に彩りをそえる風光明媚な町です。霧島町蒸留所は、町の中心部と鹿児島県最大の神社「霧島神社」のほぼ中間のところにあります。蔵の背後には高千穂連山がそびえ、美しい霧島川が流れるといった自然環境の豊かなところにあります。蔵の能力は年間800石ほどと鹿児島県ではもっとも小さな蔵の一つです。でも、小さな蔵だからこそ農村の魂と汗の結晶であるさつま芋と米、そして霧島山系の清水を使って生まれた「明るい農村」は、やや辛口ながらコクのある焼酎です。
芋焼酎は蒸留過程で「初垂れ(ハツダレ)」「中垂れ(ナカダレ)」「末垂れ(スエダレ)」の順に出てきます。蒸留を始めて最初に出てくる部分を「ハツダレ」と言ってアルコール度数が非常に高く加水する前のアルコール度数は70度位で、それを薄めて44度にしています。またこの部分は度数が高いだけではなく焼酎の旨味がぎっしりと詰まっています。1500kgの赤芋からわずか10ℓしか取れない稀少な赤芋のハツダレが「赤芋 ハツダレ 明るい農村」です。
口に含むと、度数の高さよりも赤芋特有のやわらかな甘みとフルーティーな香りが口いっぱいに広がります。このハツダレも冷凍庫でギンギンに冷やして呑むのがお勧めです。
暑い日中での仕事を終え、風呂あがりに冷たいハツダレで喉を潤す。まさに至福のひとときです。

銘柄:ハツダレ 明るい農村
かな:はつだれ あかるいのうそん
原料:綾紫(甘藷農林47号)・米麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:44度
貯蔵方法:
熟成期間:
容量:300ml
価格:2,500円
蔵元:株式会社霧島町蒸留所
郵便番号:899-4201
住所:鹿児島県霧島町霧島田口564番地1
電話番号:0995-57-0865
FAX番号:0995-57-0865

【0272】

二階堂 やつがい

原料に麦と麦麹を使い、麦100%の麦焼酎を「大分むぎ焼酎」として昭和48(1973)年に全国に先駆けて生産発売し、麦焼酎の元祖としての地位を確立、そして焼酎ブームの火付け役となったのが二階堂焼酎です。その二階堂をじっくりと熟成させ、豊醇な香りとまろやかな舌触りを高めた焼酎が「二階堂 やつがい」です。このやつがいとは奥豊後地方の方言で八つの刻(現在の3時)に買いに行っていたので「八つ買い」といわれ、一日に三度の食事をとるようになってから後に晩酌に呑む酒を言うようになったそうです。
このやつがいは大分でもなかなか手に入らない超レアな焼酎だそうですが、たまたま近くのスーパーの酒コーナーの陳列棚に鎮座しておりましたので即購入しました。
夏の暑い時期には二階堂のような上品でスッキリとした味わいの焼酎が呑みやすいような気がします。

銘柄:二階堂 やつがい
かな:にかいどう やつがい
原料:麦・麦麹
使用麹:白麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:
熟成期間:
容量:720ml
価格:2,175円
蔵元:二階堂酒造有限会社
郵便番号:879-1506
住所:大分県速見郡日出町2849番地 工場 大分県速見郡日出町川崎837番地13
電話番号:0977-72-2324
FAX番号:

【0271】

大師

姫囃子は四国唯一の焼酎専業蔵元です。土佐境の草深き山里の城川町で昭和16(1941)年に株式会社姫囃子として創業した従業員6名の小さな蔵です。ただ、地元城川でおよそ200年前頃より「大師」という名の粕取り焼酎を造りはじめ、今日に至っています。姫囃子という蔵名の由来は、遙か1000年前まで遡り、寿永元(1182)年に奸臣の讒言から祟徳上皇の逆鱗にふれて島流しとなって伊予に渡り、うおなしの田穂の里に住みついた肥後守親房が、寿永三(1184)年に屋島の合戦に敗れてこの地に逃げのびてきた平公盛が同じ逆境であることに悲哀し、涙を流し手厚く慰めたそうです。その際、親房の娘「布由姫」が一族の姫たちを集め、秋の満月のもとで、笛を鳴らし、鼓を打ち、すすきをかざして踊った舞が「ひめばやし」と言われており、そこから取った名前です。
姫囃子では、米・栗・麦を主原料として独自の特殊加工によって焼酎特有の不愉快な成分を除去し、原料の特徴を生かした風味とさわやかな甘さが自慢の焼酎を造っています。
 その姫囃子で200年前より造り続けられている由緒ある名前を持つ焼酎が「粕取焼酎 大師」です。厳選された大吟醸の清酒粕を100%使用し、豊富で良質の美しい水で醸造し、それを10年間熟成貯蔵することで馥郁とした甘い香りに仕上げられています。
四国遍路のお土産にもうってつけのネーミングを持つ焼酎です。オンザロックで杯をかたむけながら、はるか昔のお大師さまを偲ぶのもおつなものかと思います。

銘柄:大師
かな:たいし
原料:清酒粕・米
使用麹:
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:
熟成期間:10年
容量:720ml
価格:1,430円
蔵元:株式会社姫囃子
郵便番号:797-1716
住所:愛媛県西予市城川町魚成4598番地
電話番号:0894-82-0008
FAX番号:0894-82-0267

【0270】